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【第7章】同棲生活が始まった

目次

25)初めての二人暮らし

今日は初デートだ~ウキウキ気分で喫茶店に行き<付き合いはスタートした>ひと月後に買い物に便利な所がイイと<鶴見橋商店街にあるアパートに引っ越し>家賃7000円<同棲生活は始まった>おいらは21才・彼女は18才・いづれはこの人と結婚をして子供を育てることになるかも~家庭生活が脳裏想い浮かんだ毎日がごきげんだ~

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仕事は将来喫茶店でもやるかも知れないと思いソフトドリンクの勉強をしようと難波の喫茶店で働いた、彼女は近くの喫茶店に勤めることに~

映画を見に行ったり海水浴や赤目四十八滝も行った~夏には二人揃って浴衣姿で祭りの夜店を闊歩しながら時節を楽しんだ~彼女は従順で何事にも一生懸命に取り組むタイプだ~順風満帆の日々を過ごせた

突然の出来事

そうこうして一年が過ぎた、ある日曜日に彼女は岸和田の親戚の所へ・朝から出かけて行った~ところが夜になっても戻らない・どうしたんだろうと待ち続けて朝になる<何か悪い予感がした>心配と不安で居ても立ってもいられない<よく考えるとまだ実家も知らなかった>焦燥感だけが駆け巡る~そして4日後にやっと彼女の友人が知らせに来てくれた

交通事故に<大切な彼女は帰らぬ人になっていた>言葉もない😞

線香を上げに行くとおばあちゃんが一人で仏壇の前に座っている~彼女には両親がいなかった~<なんと・苦労して育ったんだ>一生懸命に生きてきたんだ~なんでだよ~なんでだよ~泣いた~泣いた~

茫然自失の日々が続く

自分が見えない・何をやっているのかわからなくなっている~仕事も辞めて部屋にこもっていた・3ヶ後にやっと働きに行ったが・続かない一日や三日で辞めた店もあった・しっかりしなきゃ~

そんな時・札幌で知りあったやっちゃんがウチのスナックに来ないかと誘われた、店はマスターとチーフと彼と4人になる~20時~朝の5時までやっている深夜族の店だった、他の飲食店を終えてからのお客さんやオカマさん・時々見知らぬ芸人さんとかが来店~

その中にテレビのMC を務め<物知りとして一世を風靡した上岡龍太郎さん>当時は24才~この人はいつも年輩の男性と二人で来店するのだが<カウンターには座らない>従業員や他のお客さんと会話を交わすこともない・いつも角のボックス席で周囲を見渡すように

年輩男性教育係のようだ<夜の事・店の事・お客さんの事・色々と解説をしてる英才教育をしてるんだ~なるほど・世の中の表面を見せて教育をしてる~これは物知りにはなるが~実践的ではない~博識だが人の中身を知ることはないだろう~と感じた・ここも4ヶ月で辞めた・

次は宗右衛門町通りの店で働いた~ここは信ちゃんに誘われた・店長はスペイン系で26歳、長身の男前だった~女性従業員が4人いたがいつも店長や信ちゃんとキャーキャーと騒いでいる~お客さんそっちのけだ~店のことやお客さんのことなど考えてもいない~

なんともひどい店だ<規律なんて・どこにもない>経営者は店長に任せきりで顔を出さない~男前の店長を見るためにお客さんは来ない・何も学ぶべきものがないのでここも3ヶ月で辞める~

26)有名料理店が洋酒喫茶を開店

深夜スナックで一緒だったやっちゃんと会った~今度・宗右衛門町に老舗料理店・大和屋が洋酒喫茶の大型店をオープンするので一緒に行かないかと~じゃそうしようか~

従業員は支配人やバーテンダーとか20数名を東京から引き抜いて来たとか~広々とした店内は中央に眩しく輝く豪華なシャンデリア・その下に50席ほどの丸カウンターがあった、他にも丸カウンター4つあり・上部にはシャンデリア煌々と光っている・華やかな店だ~

店内はとにかく明るい・奥の方は白壁だけで絵も花もない・酒を飲むにはダーク照明の方がジョークも言えて楽しめる~これが老舗店の思惑なのか”夜と娯楽”を知らないデザイナーの発想なのか~

開店前日のセレモニー

TVの人気番組11PM店内の即席スタジオ生放送された、藤本義一さんが店を紹介する~にぎやかなオープン披露だ~東京のバーテンダーがメインで大阪のバーテンダー4名は奥のカウンターだった~

支配人に呼ばれた用事ごと

2週間が過ぎておいらと他3名が支配人に呼ばれた<指名手配中の者がいる>寮に居るから捕まえて交番に連れて行ってくれと言う・気乗りはしないが地下鉄に乗り4人で寮に出向いた~

寮に着き3人に言った、4人は騒々しいので連れ出してくるからと<部屋に入ると逃げる準備中だった>ちょっと付き合ってくれと外に連れ出し、彼の左腕をおいらの右腕に絡ませ、皆と一緒に交番所へ連れて行った

お巡りさんに指名手配者ですと引き渡し<後は任せて帰った>彼には悪いことをしたと思った

とばっちりで首になった

出勤途中だった、後ろから誰かに声をかけられ~振り向くとデートクラブのアパートに時々顔を出していたやくざっぽい男だ~久しぶりだな~今何をやってるんだと聞かれ<店の名前を告げると>解った今度飲みに行くわ~と言うが<彼とはまともに会話を交わしたことがない

内心は来なくてもいいのに<彼は暴力団特有の喋り方だった>どうもこの手の喋り方は好きではない~ひょっとするとこの人暴力団なのかな~と思いつつ

それから一週間も経たなかった、部長に呼ばれて退店してくれと言う<当店は暴力団と付き合いのある者は雇えないと>先日の男が来店この店にワシの知り合いが働いている~と言ったとか

アレコレ言い訳をしてもしょうがないので<解りました>店ではやっと中央のメインカウンター抜擢されたのに<ガッカリ>人間やってると色々あるようだ~また仕事を探さなきゃ~大変だ~

27)小さなスナックに勤めた

あ~あ~出直しだ何処でもいいや~新歌舞伎座を歩いていると古く薄汚れた小さなビルに募集の張り紙があった、地下1階の店のドアーを開くと<8席だけのカウンターに着物姿のベッピンママがいる>クラブ上がりで初めての開店みたい~だがママの雰囲気マッチしてない~

開店準備に機嫌よく動き回る姿は見てて楽しい、彼氏はボンボンタイプの会社員風でスポンサーのようだ、開店日にはビルの入り口に6つ花輪が飾られ~最初は忙しかったが徐々にお客さんは減った、建物は古く・店も狭い・ママと不釣り合い<どうしてここを選んだのかな?>

閉店後ナイトクラブに

連れて行ってもらう~アイジョージショーだった<マイクなしで硝子のジョニーを歌っている>生の声が店内に大きく響き渡る~すごい声量だ~やはりプロ歌手は違うんだな~

やはりというか店は3ヶ月で移転することになり・どうすると言われたが・やはり小さな店性に合わないので辞めることにした・これも経験の一つだべさ~

店が終われば地下鉄は終電を過ぎている・タクシー代¥500貰えた毎日歩いて帰った~これは食事代になる<赤字でもお金の清算はキッチリとした・良いママだった>

28)親父の次男が交通事故に

辞めた頃弟から連絡が来た、おやじの次男が車に跳ねられ瀕死の状態だ言う、おいらは家族扱いされていないが~取りあえずは行こう<帰ると面会謝絶で病室には入れなかったが>

親父がとった驚きの行動

この時、親父なにがなんでも生き返らせくれ~と院長に頼み込んだ院長は数珠つなぎで電話連絡をしだした~すると東京から<日本一の脳外科医を呼ぶことになった>

深夜便の飛行機ムーンライトで博多に来た、早々と手術を終え・トンボ返り東京へ戻った、、こんなことができるとは😲スゴイ!

この事故の件は新聞掲載された、それも交通事故よりも保険金の2億円当時としては破格だったようで、おいらは・そんなことは何も知らない・

まあ~葬式がなくて良かった・大阪に戻ろうっと・

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