53)ロサンジェルスに着いた
しょうがない・気分一新で出発しよう~当日・伊丹空港からロサンジェルスへと心も踊る・フライト時間が長いので旅行誌を読みながら・何かあれば笑ってサイトシーイング(観光)と言えばイイんだ~と頭に入れて二人にも伝えておいた~眠ったり起きたりでやっと到着~
広い到着ロビーは他の飛行機から降りた人達もいて混雑している~出入国審査で並んでパスポートを提出すると・やはり意味不明な英語がきた~笑いながらサイトシーイングを三度繰り返しOK~

ロサンジェルスの街へ
空港を出て見渡すと幾つかのレンタカー会社の看板が見えた~雑誌に載っていたこの会社にしよう・フォード マスタングを借りた<レンタル料が安い~やはり車社会なんだ>それでは走ろう~天気も気候もいい~ご機嫌だ~🎵
カーラジオからカントリーソングが流れてきた~アメリカに来たんだと実感が湧いた~ラジオのダイヤルを回すと何十ものラジオ局がある<アメリカは認可制で個人でも開局できる制度>これが自由の国なんだ~
まずはロスの中心地へ行ってみよう~人を見て世を知る~これが勉強だ~そこから南へ行こう~ロスの街中に着いて繫華街を探すが・どうも見当たらない・車から降りて歩いてみても密集地や商店街がない~

上を見れば丘の上に「HOLLYWOOD」がある、遠目では小さく見えるが大きさはタテ14メートル・ヨコ110メートルもあるそうだ~
他に見るものはハリウッド・スターの手形がセメントタイルに刻印されてるモノと、もう一つは大好きなスティーヴン・スピルバーグ監督がレストランを開業してるとかで入ってみた・外見も中も潜水艦なのだが~そんなところで食事をしたいとは思わないし・当然お客さんも少ない・子供も一度行ったら飽きるような雰囲気だ~少しガッカリ・とりあえずロスのホリディインで一泊しよう~
ティファナに進行
朝だ~南へ直行~国境を越えてメキシコのティファナまでは200kmほどしかない~ルート5を走るが高速道路といっても一般道を広くしてあるだけだった~広大な土地なので日本みたいに高い所や山間部にクネクネと作る必要がないのだ~


走り出して気づいた~道路沿いには店舗も民家も見当たらない<道路は平地や砂漠を舗装>し<緑地帯を住居にしてるようだ>数十キロ毎にガソリンスタンドがポツリとあるだけ<ガソリン代が安い40円前後だった>
右側は海岸線が見え隠れし~長々と続いている~左は草原と荒野と遠くに山並みがあり~ただ広くて大きい~100km過ぎて民家がポツリポツリ~おじいちゃんが車のボンネットを開けて何かやってるので車を止めて見に行くと・なんとエンジンカバーを外してピストンを洗浄していた~
笑いながら顔を見合わせると~おじいちゃんはオーバーホールをしてるんだという~こんな姿を日本で見ることはない~それは車好きと云うよりも世話になってる車を可愛がってるという感じだった~笑いながらバイバイした~
150kmほど走ると荒原から緑の森林へと風景が一変した~ロサンゼルスに次いで人口の多いサンディエゴだ~右は港やビーチで左は豊かな森<この中に街があるみたい>なんと美しいところなんだろう~自然に囲まれた中で生活をする・こんなところで生まれ育ったなら、おいらみたいな行き当たりばったりな生き方はしないだろうな~


メキシコの入り口ティファナ
そこから30分も走ると国境の町ティファナに着いた~手前の広い駐車場に車を停め・出入国審査官にパスポートを見せると通してくれた~一歩踏み込むと土色の道になっていた<雰囲気がまるで変わった>少し歩くとバラック小屋を集合したような広い市場があった~

中は人混みで混雑していた~周囲は所狭しにゴチャゴチャと日常生活用品・衣類・食品・屋台とか何でもありの格安市場になっていた・アメリカからも買い物に来るようで~ガヤガヤと明るく活気にあふれスペイン語が飛び交う~こんな所は親しみやすい~革のスリッパが120円だ~日本なら1000円以上で売れそうだ~

あ~ガラス棚に拳銃が入っている~通路にライフル銃がある~引き金の部分を鎖でつないで無造作に立ててある~値段も9000円~誰でも買えそうだ~危ないな~
雰囲気を感じながらひと回り ♪ さあ~のんびりと戻ろうか~
54)レストランのディナーコース
ティフアナの検問所を出てさあ~出発~30分ほど走ってサンディエゴ近辺に着いたが、やはり綺麗な森林地帯だ~道路からは森が深くて家とかは見えない~遠くに感じたので中には入らなかった~
カリフォルニアのローカル
道路は長い直線と緩やかなカーブが延々と続くが・景色はさほど変わらず・広い荒野と小さな山並みが続くだけ~途中でお腹が空いたので地図を広げて街を探してみる~5kmほど走って横道に入ると~パラパラと住宅地があった~
小さなカフェを見つけて中に入った~三人でホットドッグを食べてるとおじいちゃんが話しかけてきた<何処から来たのかと>聞かれ~日本からだと答えると驚いていた~この街に日本から来た人は一人もいなかったという・おじいちゃんは喋り出した~それは真珠湾攻撃の戦争の話だった~
意味は解らないがどうやら元軍人さんのよう~あまりにも嬉しそうに話すので少しは解ったふりをして頷きながら聞いてあげた~頃合いをみてバイバイしたが~感心したのはおじいちゃんはネクタイをしている、近隣に行くにも身だしなみをするんだ~

たとえ近くのカフェでも身なりを整える~これがアメリカ流のマナーかと~参考にしよう~
途中に電話BOXがあったのでホテルの予約をしておこう~BOX内に入り・メモしていた文章をカタコトで読み上げると・通じた~これで今夜の泊り場所は決まり・GO~
街中のレストラン
到着するとホテルが3軒ほどある、やっと街らしき所へ着いたようだ~3人で夕食を食べに行こうと一番大きなレストランを見つけて入店した~当然メニューは英文とドル価格でよくわからない~値段から想定して45ドルを頼んでみた~


すると畑から採ってきたのかと大盛り野菜サラダにパン&でっかいステーキだ~これまで300gは食べたことはあるが・これは450gはありそうだ~テーブル上は山盛りになった~
こりゃ大変だ~デカパン半分とステーキを無理矢理に押し込んで腹はパンパンに・そのあとのケーキが大きい~なんじゃ~こりゃ・これだけでも満腹サイズだ~当然食べれそうにない~味見をするとベタ甘くて腹に持たれそう~周りを見ると皆さん機嫌よく美味しそうに食べている~
この量は西部開拓史の名残りかな~アメリカ人がデカくなるはずだ<食べ疲れた>
ドライブの途中
道路をただひたすらに走っていると~相棒が凄い~というので遠くを眺めた~貨物列車だ~その連結数はなんと90両を超えている~やはり桁が違うんだ~

気候も良く直線が長い道路なのでウトウトとなってきた~この国のレディファーストはなぜそうなったんだろうと考えてみた~イギリスから多くの人達が移住し土地を開拓して造った国なら<男性社会のはずだ>そうなると女性は貴重な存在に~なる~

結婚は競争率が高くなり~四苦八苦する・優しさがなければ~縁遠い~大変だ~
そんなモノ思いにふけながら途中下車であっちこっちへ立ち寄って~今日の宿泊先をと電話ボックスを見つけ予約をすると~何度言っても通じない(I don’t understand)一点張りだ~
会話が出来ないのは貴方の責任です~と言ってるようでガチャンと切られた~よほど機嫌が悪かったようだ~地図でホリディインを探し飛び込みで泊まれた~こんなことは一度だけだった~
ウォルト・ディズニーランド
走ってる途中にディズニーの看板があった、行くと入口に誰もいない<扉が解放されている>なんとこの日は無料開放の日だった~場内は今ほどに広くはなくお客さんは40%ほど入っていた~

まずは何か食べようとテイクアウトで野外テーブルに座ると~隣のテーブルにママと10歳くらいの男の子が食事をしていた~そのテーブル上でスズメが何やらをツツイている~足元近くの木の根っこで二匹のリスが両手で口をモグモグと動かし何かを食べている~


ママと男の子は何も気にすることなく普通に食事をしている・こりゃ~驚いた~こんな光景は日本では見られない~動物は警戒心がなく人と共存できている<これが歴史なのか>子供の頃を思い出すとなにかしら恥ずかしくなった~
ロスに戻って来た
夜遊びの場所を探すが見つからない~じゃあタクシーに案内してもらおう、ドライバーにどこかディスコをと告げると遠い丘の方へ30分ほど走った~そこはネオンライトで飾られた喫茶店みたいな所だった~
20才前後の溜まり場のよう~店内はタバコの煙でムンムン~ジュークボックスはあるが誰もかけることもなく~注文のドリンクを飲んでると~この店の番長らしき若者が話しかけてきた~
すごくいいモノがあるんだ安くしとくよと言ってる~どうやらコカインを売ってるようだ~こんなところで間違いを犯したくはないのでノーサンキューと笑って答え~早々と帰ることにしよう~
どうやらタクシードライバーは都合の良い距離を走ったみたい~これもアメリカンスタイルなんだろう~明日はラスベガスに行こう~
旅の中で~アレッと思ったことがある・若い白人女性を見かけない~何処にいるんだろう?

ラスべガスって華やかなんだろうな~雑誌を見て知った、一流ショーやボクシングの試合を開催する~世界一ネオン輝く街のイメージがある~一生に一度はこの目で観たいと思っていた~
55)ビバ・ラスベガス
ホテルの朝食バイキングを済ませ意気込みはしゃいで車に乗った~ルート15に入ると時々すれ違うバカでかい大きなトラック・タイヤのサイズが車より背高がある・こんなの日本では見たことがないと思いながら走り続ける~砂漠は広い~広い~


稀に小さく家並みが見えるがほとんどは砂漠・山・荒野の連続で400kmもある~あまりにも何もないので道を間違えたのかな~こんな砂漠の中に歓楽街ってあるのだろうか~と・なんとなく疑問に感じてきた~
☀5時間ほど走ってやっとなにやら見えてきた~徐々に近づくとホテル街だ~着いた~プレスリーが歌ってたViva Las Vegasだ~遠かった~

ギャンブルの街ラスベガス
緑の樹木を見た時にホッとした・アッ~雑誌に載ってたフラミンゴホテルだ~周りも大きなホテルが幾つもある~目的のホリディインを見つけた~ホテルに足を踏み入れると自動ドアーが開き・中は入り口からカジノエリアになっていた~
右も左もスロットマシーン・ルーレット・ポーカー・バカラ・ブラックジャックでお客さんが遊んでいる~ここを通らないと受付けカウンターに行けない、カウンターでカギを貰い部屋のドアを開こうとノブを触ると~痛~い~激痛が走った・静電気だ~こんな強烈な静電気は初めてだ~
荷物を置いて外に出ると広い通りには樹木が立ち並びホテルだらけ~あれがシーザースパレスか大きなホテルだな~行って見よう~入口にアイスショーの案内があった・えっ~無料・ホント~


中に入るとやはりカジノスペースになっている~入口横に3m位の世界一大きなスロットマシーンに70代のおばあちゃんが座って回してる~上には1,000万円以上の当たりの出現日が書いてあった~そんな大金が当たるのか~さすがラスベガスだ~じゃ~明日来よう~
周囲を観察して解ったのはホテル代が安い~ホテルのショーは無料~レストランも2~10ドルと格安だ~これなら3泊しても楽だな~
翌日にアイスショーを見に行って驚いたのはホテル内のショーとは思えない広さと本格的な舞台造りだった~ショーも今までに見たことのない~演出を繰り出している~これはマジ本物だ~感心した~
やはりここにはお金が集まるんだ~一流のショーは無料・宿泊料・食事代が格安でもカジノで落とすお金の方が大きい~これは負ける人多いという計算になる、人さえ集めれば収益は上がる~ギャンブルは恐いな~

と言いつつ昼はマジックやミュージカルショーを見学~夜はカジノでブラックジャック・ルーレット・スロットを1ドル単位の少額で遊んだ~お客さんの多いテーブルではプラスになったがお客さんが去ってディーラーと1:1の勝負になると全然勝てない(所々で若い金髪女性がディーラーを務めていた)
<ディーラーに成るにはディーラー学校で学び~カジノに就職するとか~そんな学校もあるんだ~熟練者はルーレットで狙った番号に入れることが出来るようだ>

テーブルを転々と変えて遊んだが~結局ルーレットが一番楽だ~と~初日は32,000円のプラスだったが~3日間ではプラス12,000円也~相棒は3,000円と7,000円の負けだったようだ~
ギャンブル大国は日本
ギャンブルと言えば何のことはない<世界一のギャンブル大国は日本になる>競馬・競輪・競艇・オートレース・おまけにゲーム機台数はアメリカよりもはるかに多い~それはパチンコ台数にある~宝くじを含めピンハネも他の国よりも高いのだ~
グランドキャニオンに行こうと思ったがプロペラ・セスナ機のツアーとかで辞めることにした~以前にセスナ機に乗った事があるが・よく揺れる~乗り物酔いにはちょと辛い~

さあ~華やかなネオンも見た~ギャンブルも体験した~ロスに戻ろう~
景色の変わらぬ車中で~こんな言葉を想いだした
《最良の人生とはアメリカで仕事をやり~中華料理を食べて~日本女性を妻にする》・《最悪の人生とは中国で仕事をやり~イギリス料理を食べて~アメリカ女性を妻にする》
56)ポルノ館に入ってみた!
ロスアンジェルス「天使の街」に戻り~前回と違うホリディインにチェックイン・今度は商店街らしき通りがあった~ポルノショップが一番賑やかだった(日本ではひっそりと営業しているが此処は堂々と宣伝している)入店すると多種類の大人のおもちゃが陳列棚に並んでいた~
見るとどれもこれも日本のモノよりもデカくて素材も固そうだ~こんなもん使えば痛いだろうにと勝手に思いながらキョロキョロと覗き込む・AVビデオの種類も多いが100ドル以上と値段も高い・それでも良く売れてるみたい~隣の店にも入ってみたがココもお客さんが結構いる~
何でもありのポルノ館
外に出て歩くと派手な看板のビルが三軒~ポルノ館のようだ~どんなことをやってるのだろう~入場券を買って入ると左側に大きな楕円形ソファが三個ある~男達5人が座ってるソファーに~

上半身裸でビキニショーツ姿の金髪女性がテーブル上に座った~一ドル紙幣を自分の足元に投じると女性がすり寄ってくる~見ててもしょうがないのでソファーに座り一ドルを投じてみた~
すると顔面におっぱいをスリスリしてくる~接触はしない~他の男が1ドルを投じるとそちらへ移動する~どうやら競争心を煽るようだ~興味本位とサービス精神で二つのテーブルで7ドルを投じて遊んだ~
檻の中で暴れる豹女
通路に電話ボックスサイズの扉が20個ほど並んでいる~なんだろうと扉を開けてBOXに入ると正面は透明ガラスになっている~覗くと30畳ほどのスペースの中に豹柄メイクの全裸女性が二人待機していた~
手元に紙幣を入れる小さな窓口を見つけた~なるほど?試してみよう・一ドルを入れてみた~すると豹が襲いかかって来るようにグワーッとけたたましい声を上げて透明ガラスにやってきた~ソラ見ろとばかりにわめき・うごめきながら~広げて見せる~5ドル投じたが~それ以上の変化もなく・余り趣味ではなかった~
二階に上がるとポルノ映画が上映されていた~扉を開けるとタバコの煙でモウモウとしている~満席で立ち見もできない程にいっぱいだ~こりゃ無理だと扉を閉じた~

ここはアトラクション付のポルノ映画館だった<館は入場料が収益になり>女性は投げ銭がチップ収入なら・人件費はかからない~女性はファンが多ければ収入増になるが~演技力が必要~
日本との違いを感じた
ロスの街を散策してみたが密集地といえばチャイナタウンぐらいで娯楽街が少ない~土地が広いので食料品とかは週単位の買い物になり大型冷蔵庫で保存~加工食品が流行るはずだ~
夜遊びの場所が少ない~行けば帰りは飲酒運転になる~おまけに銃社会なので危険性も高い、夜の外出は難しそうだ~自宅で過ごすしかない~楽しみは休日の遠出になるのだろうか?
日本では徒歩圏内に何でもある~電車もバスも身近で昼も夜も何処へでも行ける~よくよく考えてみると無駄使いは多くなる<アメリカから来日すると面白い街だろうな>生活習慣が随分と異なるように感じた。


はてさてハリウッドろう人形館やギネス博物館も行ったし~それではサンフランシスコに向かおう~距離は640kmほどありそうだ(大阪―新潟間)ここもルート5で安全に行けそう~
スピード違反だぞ~
出発して30kmほど走ると後ろからサイレンの音が聞こえた~白バイが近づいてきた~停止を命令だ~何だろうと思ったがスピード違反だという~マイル標識なので良く解らなかった~困った~


何処から来たのかと言ってるようなので嬉し顔で笑いながら答えた~フロムジャパン・サイトシーイング・サイトシーイングを連呼した、すると頭をひねりながらOK~何マイルオーバーだから・気を付けて走ってくれ・みたいなことを言って許してくれた~
へえ~日本では考えれない~ポリスマンが優しい~楽しい旅を壊したくないと状況判断してくれたのかな~サンキューミスターポリスマン~
眼下の絶景美
途中で宿泊してサンフランシスコへ向う~幾つもの低い山々を超えて走り続ける~まだ着かないのかな~まだかな~と思いつつ・夕暮れも過ぎて暗くなった頃~やっと山頂にたどり着いた~
その瞬間だった<思わずウヮ~と声を発した>眼下に見える~街だ~サンフランシスコだ~街全体がサンサンと光り輝いてる<幻想的な光景だった>山頂からの姿は光りが街を包みこみ~夜空にまで放出してる~絶妙のタイミングだったのだ~驚いた🤩 素晴らしいプレゼントだ~記憶に残る光景になった~



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