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【第5章】屠畜場が出来た

目次

17)屠畜場(とちくじょう)できた

すぐ近くに<と畜場とが建てられた牛・豚・時々馬が~それらを殺処分して食肉用にするところだ~開業しだしてから~時々夜中に豚の泣き声が聞こえる ときがある~

どんなところで何をやってるんだろうと、友達と見に行ったが子供はダメだと😒追い出された

🤫それではと日曜日にこっそりと見に行った<木材の格子枠が6ヶ所・下はセメント>枠内に豚が3~5頭で20頭以上いた、壁には豚が通れるトンネルがあった。

現場を見に行った

一瞬でバタッと倒れるが~的を外せば暴れまくり~必死にもがき叫ぶこれは悲惨だ~

牛・馬・の特徴を知った

牛はおとなしい性格で人に逆らわない<涙を流しながら死を待つ>人が首輪を持っているので<的を外すことがない>一撃で決まる~体重が重いのでドサッ大きな音と供に倒れた~

牛は古来から~農作業や運搬のけん引として働き~雌牛は乳牛・牛糞は乾燥させて家壁や燃料にもなる~そして食用にされる<何と言っていいのか言葉にできない>ヒンズー教崇拝する~

馬は敏感だ~恐怖心を取り除くために<目隠しをする>そして一撃を加える>

豚はしぶとい、的を外せば暴れまくる

彼らはこの場で殺処分されることを知っている<目前で処分される仲間を見~匂いで解る>豚が泣き叫んでいたのは察知していたからだ~現在はどのように処分されるかは知らない

<何がどうなってるのか~見たかった>

ある日同級生に声をかけられた

近くにお金になるところがあるから行こう~着いた所は僕んちだった、塀の壁板の下を掘って穴を作っている<手を伸ばせば金属片が取れた>彼の期待を裏切りたくないので一緒に手伝ってあげた~その後はブロックを重ねて修正しといた~

二年生になって行動範囲が広がった

『日曜日に博多駅周辺の商店街をウロついた』食堂・洋服店・居酒屋を一人見学~キョロキョロしてると一枚の張り紙があった<スズメ・食用ガエルを買います>書いてある~

<当時の博多駅前>

この時代の焼き鳥はスズメだった<今と違って丸々と太って3倍位の大きさはある>ふと右下を見ると10数匹の生きた食用ガエル網の中にいる・へえ~こんなところがあるんだ~おもしろいな<お店の中は満席だった>

梅雨時だった~友達が<夕方に食用ガエルが鳴いてうるさいんだ>と言うので場所を聞くと近くだ~じゃ~今度行って見よう~

18)サバイバル・ジャングル

7月の夏休み~日差しが強かった~家から200mほどの敷地は100m X 100mの広さで野放し状態になっている~大木や雑草生い茂り~まるでジャングルのような周囲金網囲っていたまずはひと回りしよう~

敷地内の建物幽霊屋敷みたい~ビッシリと蔦で覆われて~誰も住んでいない~

ひと回りする南角誰か金網破っている『人が入れる大きさだ』周りを見ると人影はない思い切って中に入ってみよう<怖いな~怖いぞ~と思いつつ>後戻りはしたくない~

恐る恐ると金網をくぐり抜けて中へそこは未知の世界のよう草むらだらけ~2メートルほど進むと通った痕跡がない~茂った雑草に塞がれて前に進めない~

ちょっと待てよここは蛇がいるはずだ<蛇は大の苦手だ怖い>あの形状が受け入れられないのだ~そばに落ちてた大木の枝を持った雑草をかき分けて進もう』蛇がいたらこれで叩けばいい

ガシャ~ガシャ~バタバタ恐さを感じながら険しく音を立てて一歩一歩と進んだ<何かが出てきそうだ>意味不明な声を発した~ギャーゴーバー喚きながら10メートル進むと<イタ~蛇だ~>大きな草の上寝そべってる叩くと下に落ちて逃げていった<鳥肌がたった>

こりゃ~まだまだいるぞ~草花の周辺にはが飛び交う~あっちこっちにクモの巣やら色々ながいる~スゴイな~何でもいるんだ~進もう~を向くとア~又だ~とぐろを巻いてジッとしている~棒で叩くと又逃げて行った~蛇も大変だ突然 侵入して来た天敵平和を乱されて大迷惑だ~諦めてチョーダイ~

30mほど進むと25mプールほどの広い池があった~楕円形の池には水草が生えてる・深さは浅かった・数匹のカエルが危険察知して池の淵からチャポン・チャポンと飛び込んでゆく~水面にはメダカアメンボ・ゲンゴロウ・鮒ザリガニ<アッ~タイワンドジョウだ>デカイ40cmはある~

ヨ~シ上から両手鷲づかみしてみよう~イケるかもと~裸足になって<静かに池の中に入る>両手を伸ばし・いちにのさん・全力掴んだ~が、バッシャ・バッシャ瞬時逃げられた何って<力>なんだにこんな強い力があるとは・驚いた~

ここはジャングルだ何でもいるぞ~面白い遊び場になりそうだと思いつつ~淵を見ると<お目当ての食用ガエルがジッ~としていた>

ここは面白いみんなで来よう

近所子供仲間5人連れて行ったザリガニ釣りは一匹の皮を剥いてタコ糸にくくりつければ面白いように釣れる~カエル釣りザリガニの身を小さく切ってタコ糸にくくり・目の前で動かせばだと勘違いをしてパクリと飛びついてくる口を閉じて咥えたままだ~

火遊びの好きな子がいた蛇を捕まえて枯草で焼いていた~なんとその匂いはウナギのかば焼き同じ匂いだった~

蛇とカエルが正面でにらみ合ってる”瞬間”見た~蛇が咥えにかかろうとした寸前に<カエルが先に飛び跳ねた>一瞬だった~カエルは助かった~

それでは食用ガエルを捕えよう~もの音を立てれば池の中に飛び込む~池の真ん中は深さ60㎝くらいで泥沼のようだ<カエルが潜ると~泥がふっくらと盛り上がる>そうか~ここを掴めば捕えられるんだ~ふくれた箇所を両手で掴んだ~捕れた~丸々と太ってる~良く見ると可愛らしい顔をしていた~

<この日は6匹を捕らえ~駅前の居酒屋さんに向かった>

あの~入口に食用ガエル買いますと書いてあるので持ってきました~あ~イイよ~と店長さんが計器に乗せた~¥480を貰った~スゴイ~労働者の日当が¥250の時代だ~大人の一日の賃金よりも多い~やった~¥480を握りしめてルンルン気分で帰った~

みんなに捕らえ方を教えたが~誰も捕まえられない

一番多い日は¥1410だった<高収入だ~>

次の夏宅地整備されていた~楽しかったジャングルは思い出の場所となり~そして消えた~

19)初めての知能テスト

中学二年の時:知能テストがあった~難しいのかな~と思ったが<学力テストよりも簡単だった>先生の初め~のひと声からスタート~単純問題から徐々に難解になってゆく先生が順番通りでなくとも良いと言ってたようだが~>

迷い道みたいのがあった<始めはスーと出来たが徐々にひかかってゆく>これは出口からやればひっかからないんだと気付く<この時に先生の順番通りの意味を理解する>じゃ~最後尾からやろう~

すると~なんてことはない<全部をやってのけた>図形計算も少しやって~難しい最後尾からやる~これならやる度に簡単になってゆく~無我夢中のうちに終わった~

一週間後に先生が僕だけを職員室に行くようにと~何だろ~叱られることでもあるのだろうか~不安げに職員室に入ると10人の生徒が集まっていた~校長先生が<君達の知能テストは優秀だった>君たちは勉強をしなさい~勉強をすれば出来るのだから<特にこの三名は特に優秀だ~>僕の名前も挙がった~

ここには学力テストの上位生徒がいなかった、どの顔も家庭環境には恵まれていないように感じた~僕のテストが良かったのは家庭内の緊張感があったからなのか~と思えた、僕の学業成績はいつも中の上だ~もし中の下になったら勉強しようかな~と~この程度しか考えていなかった<三年生の時も同様に呼ばれたが半数が入れ替わっていた

家出を決意する

中三の夏休みが過ぎた頃~長年の心の蓄積が行動を起こさせた~日曜日の夜に事務所の机に座り<それまでに見て覚えた小切手の作りかた>真似て金一万円也を作成し裏書もした<子供の換金で大丈夫だろうか>と不安はあったが無事換金できた(この時代~子供が銀行に行くことはない)

お母さんの妹さんが居る和歌山の九度山に行き~そこから大阪に行こう~

翌朝に汽車九度山に向かった~紀ノ川が流れて風光明媚なところだ<お母さんに連れられて来たことがあるおじさんは出張で居なかった~早速新聞を拡げると・求人募集が三面以上もあった。

子供が住み込みで働く所は小さな町工場食べ物屋さんかな~とりあえず明日昼過ぎに行こう

翌日~出かける寸前にお母さんが来た、今考えるとスゴイ心配をかけたのだと解る<自分のことで精一杯だった>お母さんは何も言わなかった

もし一時間ズレていたらどうなっていただろう・想像もできない・親からは行方不明になる~まったく異なった人生を経験しただろう

20)専門学校に入学する

長男のお嫁さんが来ることになり<ホッとした>長男は明治大学を卒業後に帰郷して半年になる~お嫁さんが来れば義父の暴力はなくなるかも<そう感じた>親父は長男の受験には勉強しろ~勉強しろと叱っていたが~僕には勉強はするなと・怒鳴りつけたえらい違いだ~

そろそろ高校受験になる<お母さんは親父に>高校だけは行かせてくださいと頼んでいた~とりあえず工業高校でも受けようか~この時の担任は自信満々に豪語した~任せとけ!この学校は後輩がいるから全員合格するようにしてやる~

そんなんで受かるんだろうか~<結果は全員が不合格になった>裏目に出たようだ~先生の方がショックだったろうな~

僕はどこでもよかった~友人が二年制の専門学校に行くとかで<じゃ~僕もそこにしよう>三年よりも楽でイイや~電気系専門学校に行くことにしなった<この学校は後に福岡工業大学を設立~大阪市長の松井さんが卒業生になった>

専門学校は博多駅から列車で5駅目の筑前新宮駅~家から片道一時間ほど<勉強は相変わらずやらない>稼業は義兄・従業員とか7人でやるようになり~手伝いは減っていた~

この数年に家庭内で変化があった~次男も結婚し120坪の倉庫兼自宅を建てた~中央区清川に200坪超えの土地を買い駐車場に~風呂屋を開業~そして春吉に二軒のラブホテルを開業した~長男の嫁の兄弟二人も面倒を見ることになり~兄は大学へ弟はホテルの管理役に充てられた~僕よりも待遇が良い~

冬休みのアルバイト

バイトを探してると博多 川端通りの肉屋さんが募集していた<雇ってもらった>店内の販売手伝い中洲の有名レストラン牛・豚・鶏肉を配達に行った~ある日に洋食レストランに牛肉を持って行くと料理長に叱られた~

こんな色の悪い肉を持ってきたのか~ましなモノを持って来い~と返された!持ち帰ると肉屋の若大将も怒った~どんな目をしてるんだ<それじゃ~この肉を持って行ってくれ>馬肉だった料理長に差し出すと~最初からこれを持ってくれば良いのに<この時のお客さんは固い肉を食べさせられたことになる>どっちもどっちだ~!

子供の感覚敏感だ~お客さんに100gチョウダイといわれ~10回ほどで手の平と指先で重さを感じ取れて100gを出せた~が~200gは難しく察知までに3倍の時間を要した~

この時代はバイト先も少なくバイト学生はほとんどいなかった!2年生の時、バイト収入を手に同級生二人を誘い中洲のバーに入った、何を飲んでいいのか解らず~とりあえず一番強い酒を下さいと注文するとアブサンを出されたので一気に飲んだ😋他の酒も飲んで三人ともふらつきながら帰った~アハハ!

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